伝説の名選手 デニス・ロッドマン

NBAで活躍した選手は数多いますが、伝説の名選手と言えば一握りと言えるのではないでしょうか。
デニス・ロッドマンもその1人です。
201センチの長身でしたが、パワーフォワードというポジションでは小柄な体格と言われる背丈で、身体能力とポジショニングに長けた特徴を持った選手でした。ロッドマンの持ち味は、リバウンドの処理能力の高さにあります。1991年のシーズンから98年までの7年間連続してロッドマンは、リーグのリバウンド王としての称号に輝きました。ロッドマンは、1試合平均して、18.7リバウンドを記録し、最高では、1試合で34ものリバウンドを記録したことがあるのです。
この記録は現在も破られていません。
ロッドマンのリバウンドにかける記録はそれだけに留まりません。
ロッドマンが、試合中得点することはなかったもののリバウンドは、20回以上もしているという試合が7回もあるのです。ロッドマンは、闇雲にリバウンドを追求していたわけではありません。練習中も味方のシュートの癖やボールの回転率について常に研究していたそうです。
リバウンドは、派手さはないもののゲームの流れを左右する重要なポイントです。そんなリバウンドにおいて右にでる者がいない記録を打ち立てたロッドマンは伝説の名選手と言えるでしょう。